『ラリーが好きな理由。』

少し前、友人のKIKUZO氏が掲示板にこんな一節を書いてくださいました。
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ちょっと話が変わりますが、F1に鈴木亜久里のチームが出ていますが、
日本人はみんな応援しているのかと思いきや、勝つ見込みがない状態で
トップから秒差落ちで走ることに対しての非難も多いようです。
WRCでシュコダや、ヒュンダイ、セアトなどを見てきた私の感覚では
とにかく参加することが大事で偉いことに思えるのですけどね。
特に最近のWRCでの三菱の状況を考えればなおさらです。
クスコもGTではWRCのシュコダと同じような状況なんですよね。
たまに休んでもいいので頑張って続けて欲しいと思います。

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このレスに私は、
勝ち負けがあるのですから、そりゃあ勝たなアカンのです。
でも、ジュディーがラリー好きになったのは、やはりKIKUZO氏が言われたのと同じ理由があります。
自分のステージで、自分の限界に妥協しない挑戦を続けていく。
その積み重ねで上に手が届くこともあり得る。
もちろん1位のチームはそういう積み重ねの上に立っているのですが、見たいのはそれだけではないのです。
そこに至るいろんなチャレンジに我々は拍手を送るのです。
勝った姿はカッコイイですが、勝とうとしている姿は胸にズンッと力強い響きを伝えてくれます。
競技そのものが好きって気持ちは、そういうことですよねKIKUZOさん。

…と、書きました。
そういえば以前、
『ラリーというスポーツに思うこと』をこのコーナーに書きましたが、
あれ以来真っ向からラリーのココが好きなんです!って思いを書いていない事に気づきました。
ラリーのある生活があたりまえになってくると、あらためて考えてみることも少なくなってくるのかもしれません。
KIKUZO氏のように違うジャンルのモータースポーツを見に行くと、思い当たることもあるのでしょうね。
もっと機会を作っていろいろなものを見に行かなきゃ…と思います。

チョッと話はそれますが、私は相方に自分のことを「Only1やと言われたく無い、No1やないとイヤ!」とよく言います。
なんか無茶苦茶自信家のように聞こえるかもしれませんが、けしてそうではありません。
結婚ってオンリーワンな繋がりが前提です。
でも、こいつしか無いという束縛ではなく、人生のどんな局面においてもこいつしか考えられへんという再考と結論が欲しいんです。
子供という鎹に恵まれなかった私達には、そういうスタンスがある意味必要のかもしれません。
ぶっちゃけ、オンリーワンだとそれを無くした時点でオンリーワンという全てを無くしてしまいますが、
No1だと万が一順位が落ちたとしても、またNo1に返り咲ける可能性があります。
だれが、どんな出来事に向き合ったとしても、こっちの考え方のほうが柔軟に対処できそうな気がします。

淘汰が基本理念の生き物として、やはり君だけだと言われるよりも、君が一番だと言われるが嬉しくないですか?
なんとなく…というように、自分がそれを選んだという責任と現実感の希薄が目立つ昨今。
学校でも露骨に順位の出る事はやらなかったりするそうですし、少し前に流行った『世界に1つだけの花』という歌も
冷静に考えれば、昨今のぬるま湯感覚にジャストミートして受け入れられた楽曲という気がします。
でも、そういうのってやっぱり生きてる一生懸命さが失われていきそうです。

自分のステージで、自分の限界に妥協しない挑戦を続けていくラリー。
最終目標はNo1!!

なおかつそのステージには乗ろうと思いさえすれば、誰でも乗れる。 凄いぞラリー!
私はギャラリーオンリーですが、ステージ上にあがった人達と同じ目の高さと高揚感を味わえるのがラリーの素晴らしいところです。
やはりジュディーの中では今、ラリーがNo1!!。
その素晴らしさを再考するためにも、やはり全てのものに興味を持ち、オンリーワンにはとらわれないようにしなければ。

さて、F1やGTの事はよくわかりませんが、とりあえず出よう!と思っても出られない事はわかります。
ようするにハードルとか敷居が高いどうこう以前の問題で…。
だから鈴木亜久里さんのチームが出るってこと自体、メチャクチャ夢とかロマンに近い感覚のような気がするんですが
どうやらそうでは無いようですね。
何かいろいろあるんでしょうか?私にはよーわからんです。(-_-;)
こんなやりとりを掲示板でしたしばらく後にCUSCOのブログに、こんなコメントを見つけました。
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『再び動き始めています。』
キャロッセが造る、走る実験室、動く研究室、直ぐに結果が出る人材育成の場、GTマシンは、今回で5台目になります。
自分は、GTレースに出る事を目標とはしていません。
GTレースのレースと言う場で、いかに自分達を高められるか、技術を磨く事が出来るか。
良い結果を出せるか。
その為に英知を振り絞っているのです。
昨年は、惨敗でした。
何度、サインガードで、コンクリートウォールを蹴飛ばした事か、殴った事か。
昨年の反省と、今年になってからのGT300マシンの進化を冷静に考え、
勝てるマシン、勝つ事に相応しいチームを創り、スーパーGT第5戦菅生から
気分新たに参戦します。
クスコファンの皆さん、インプレッサファンの皆さん、レースファンの皆さん、
皆さんの応援に応えられる形で行きますので、もう少しお待ち下さい。

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うん、やはりGTレースも見たくなってきました♪
見に行ったこともないのにどーこー言うことは出来ません。
また見に行った後、ココにいっぱいどーのこーの書いてみたいと思います。

バックします。